また8月の記念日が、今年も近づいてきました。来年は、どのような結果になろうとも、平和運動の画期点になるように思います。いずれにしろ、太平洋戦争、第二次大戦犠牲者の目の黒い内に、平和への展望を確かなものにしたいものだと、個人的には思っています。
憲法を守ろうとする運動は、確かに量的には広がりを見せていますが、それを本当に「どう守り活かすのか」――その運動論をあらゆる角度から、あらゆる可能性を視野に入れながら、徹底的に考え、そして実践に移していく場として、8.12シンポジウムは企画されました。
暑い中にはなると思いますが、8.12シンポジウムへどうぞご参集を!
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8.12シンポジウム「平和憲法をどう守り活かすか」
パネルディスカッション&サプライズ
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パネリスト:渥美雅子、加藤登紀子、きくちゆみ、小林正弥、高橋晴雄(末尾にプロフィールの紹介)
日時:8月12日(土) 13:00 開場
13:30 開会
16:30 閉会
場所:千葉市文化センター(3Fホール・定員500名)
千葉市中央区中央2−5−1 tel: 043-224-8211
アクセス:JR千葉駅から徒歩10分(地図はこちら↓)
http://www.city.ichikawa.chiba.jp/fire/kousyu/chizu2.htm
参加費:500円
主催:8.12平和シンポジウム実行委員会
連絡先:渚法律事務所
〒260−0013 千葉市中央区中央3−15−6やまちょうビル6F
tel:043−202−8280 fax:043−202−8277
メール:kiu_iu@hotmail.com
申し込み: チケットの予約は上記連絡先にハガキまたはFAX、メールにてお願いします。住所・氏名・電話番号・枚数を明記の上、お申し込みください。チケットは郵送しませんので、会場受付にて代金引換でお渡しします。 会場定員は500名です。当日券も販売しますが、なくなり次第締め切らせていただきますので、前売り予約をお勧めします。
〜呼びかけ〜
昨年9月の総選挙で自民党が圧勝し、その勢いで、11 月の結党50周年記念大会では、新憲法草案を発表しました。それは、9条2項の削除はもとより、基本的人権の制限など憲法原理を根本から覆すものです。
一方、憲法違反のイラク派兵の継続、ビラ配布で逮捕・有罪判決が出されるなど、実質的改憲は既成事実として積み重ねられつつあります。
このような事態を憂慮する市民のイラク派兵・戦争反対、改憲阻止の運動も広がりと高まりを見せてきました。しかし、6月に終わった国会に提出され継続審議となった教育基本法・国民投票法・共謀罪の新設などの審議状況と反対運動をみると、秋の臨時国会で成立してしまう危険性があります。
私たち市民の運動で、この改憲・戦争国家体制作りをとめるにはどうしたらよいのでしょうか。今こそ、みんなで集い・考え・話合い・行動にしていきましょう。知恵と力を集めましょう。
【代表呼びかけ人】
井村弘子(習志野市)、きくちゆみ(鴨川市)、小林正弥(千葉大学)、廣瀬理夫(弁護士)
【呼びかけ人】
秋元寿子(憲法を活かす会)、秋元理匡(弁護士)、浅野禎信(東京ピースフィルム倶楽部事務局)、渥美雅子(千葉県弁護士 9 条の会共同代表)、石田靖夫(千葉大学) 、色川 清(弁護士)、岩佐悦治(憲法を活かす会)、上村雄彦(千葉大学)、及川智志(弁護士)、太田光征(松戸市) 、小川 寛(弁護士)、小野光寛(弁護士) 、加藤登紀子(歌手) 、河本和子(弁護士) 、工藤 東(憲法を活かす会)、黒須俊隆(大網白里町議)、小関傳六(弁護士) 、佐久間美弥子(高教組)、佐藤鋼造(弁護士)、菅谷 貢(高教組)、瑞慶山 茂(弁護士)、田口房雄(柏市)、竹内悦子(千葉市)、立松 彰(弁護士)、津久井清(鎌ヶ谷市議、九条の会千葉地方議員ネット)、仲佐秀雄(花見川区)、中村美彦(市原地区労)、新納泰一(酒々井町)、錦織 明(弁護士)、二瓶朝夫(高教組)、林 廣治(「ひろば」発行者)、半沢勝男(憲法を活かす会)、藤井未佳(地球平和公共ネットワーク)、藤崎良次(佐倉市議)、藤原寿和(市川市)、松下曜子(山武市)、三宅芳夫(千葉大学)、宮田敬子(花見川区)、吉川ひろし(県議会議員、九条の会千葉地方議員ネット)、吉村りよみ(船橋市)、若松繁男(千葉市)、綿引孝夫(憲法を活かす会) (7月10日現在 48 名 )
〜パネリストの紹介〜
渥美雅子 多彩な弁護士活動の中でも家族、相続、D.V.(ドメスティック・バイオレンス)等の問題を得意とし、人生相談の回答者として柔軟な考え方と歯切れの良い回答で人気を博している。
高橋春雄 多年、協同組合運動に尽力。現在、県内の大学で非営利組織論の講師。昨年から世話人として「四街道9条の会」を立ち上げ、9月に行われた「井上ひさしと平和のつどい」は近隣の会の協力を得て1200名の参加を実現した。
小林正弥 千葉大学教授として平和哲学、公共哲学、比較政治を担当しながら、9.11の後で研究者と市民との連携による平和活動にも献身。地球平和公共ネットワーク代表。
きくちゆみ 9.11事件をきかっけに「グローバルピースキャンペーン」を立ち上げ、米国紙に平和の意見広告を出し、『戦争中毒』『デニス・クシニッチ』『バタフライ』『テロリストは誰?』『911 ボーイングを探せ』などを日本に紹介する。
加藤登紀子 千葉県鴨川市の農園「鴨川自然王国」を拠点に循環型社会の実現に向けて活動を続けている。近著『青い月のバラード』(小学館)、「絆」(藤原書店)。最近、アルバム「シャントゥーズ TOKIKO〜仏蘭西情歌〜」(ユニバーサル・ミュージック)を2006年5月に発売。
・・・以上♪