選挙運動、候補者擁立運動、市民運動の関係:2013年12月28日「日本のピンチを希望に変える! talk talk talk !!」での宇都宮健児氏の発言(ビデオ)

民主主義革命の成果と文化が一人一人に根付くようにしないと、ちょっとした事象で偶然のよき政治(リーダー)が吹っ飛んでしまいます。来年の東京、名護は勝利を与えてくれる選挙から一人一人が勝たせる全国総力戦の選挙へ。

坂本龍一氏のような著名人が都知事選候補を応援するというなら、アメリカから10分でも電話かけをしてもらいたい。千葉は松戸の私ももちろん行います。

2013年12月28日「日本のピンチを希望に変える! talk talk talk !!」での宇都宮健児氏の発言の中から、選挙運動、候補者擁立運動、市民運動の関係について、重要な部分を抜き出しておきます。

http://youtu.be/BWw4Y0Jdzvs?t=26m37s
知名度のある候補者、勝てる候補者探し、後出しじゃんけんを市民運動はするべきでない。美濃部都政が1975年に終了して以来、リベラル都政は実現できていない。その都度「勝てる選挙」をやっては解散、蓄積がない。

http://youtu.be/BWw4Y0Jdzvs?t=28m11s
市民運動の中からスターを生み出していかなくてはならない。どっかからとってくるやつじゃダメ。ソウル市長の朴 元淳(パク・ウォンスン)は参与連帯の活動家で、活動をやる中で知られるようになり、当選した。タレントみたいなのをひっぱってきて負けたか、ではいつまでも負け続け。この反省の上に市民は候補者を擁立しなきゃいけない。

http://youtu.be/BWw4Y0Jdzvs?t=33m
当落は重要だがそれだけの評価だと毎回同じことの繰り返し。どれだけ市民運動のつながりができたのか、それぞれの市民運動が大きく広がっていったのか。この評価を抜きに選挙の総括をやるのはまったくの誤り。

http://youtu.be/BWw4Y0Jdzvs?t=34m35s
政治的・イデオロギー的な立場を超えてどれだけつながっていけるか。運動の格言に、同質の集団は和にしかならないが、異質の集団は積になって運動が発展するというのがある。あいつとは肌が合わないと言っていたら、いつまでたっても相手方に勝てない。

太田光征

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