憲法9条を守る共同行動をひろげるために2.21共同討論会

1月 25th, 2009 Posted by MITSU_OHTA @ 11:51:25
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 いよいよ改憲国民投票が可能になる2010年が間近です。今年必ず行われる総選挙では、すでに各党が候補者をほぼ決定していて、小選挙区のみを視野に入れた広範な平和選挙共同は期待できません。

 来年の参院選についても、自民党は候補者公認を前倒しで進めています。各党もそれにつられ、候補者擁立を急ぐ可能性があります。またしても平和共同候補運動の「出遅れ」が心配されます。

 今年、来年と選挙共同が重要な年が続きます。2.21共同討論会で有効な運動手法を探っていきましょう。

太田光征

シンポ案内チラシ
シンポ呼びかけ人

憲法9条を守りぬくために力を合わせよう!
2月21日パネルディスカッションのご案内
(最終案内)

 麻生内閣は、「政局より政策」を主張し、第二次補正予算と09年度予算の成立をもってその人気を回復しようと、政権に居座り続けています。

 アメリカ発の金融恐慌は直ちに日本の企業を直撃し、大企業を中心とする「派遣切り」に示されるように、そのしわ寄せが非正規雇用者をはじめ働く者や国民の最も弱い部分に押し付けられ、10万人以上の解雇者が社会的手当を欠いたまま路頭に放り出されています。

 政府・国会は2008年、給油延長法を衆院3分の2の多数で再議決し、「海上自衛隊インド洋派兵」を引き続き強行、アフガニスタン市民を殺傷している戦争に荷担しています。さらに麻生内閣はソマリア沖海賊対策と称して、海上自衛隊の海外派遣を決定し、更に自衛隊海外派兵恒久法成立を狙っています。これらは明らかに憲法第9条の空洞化です。

 市民は年末から「年越し派遣村」をつくり、多くの共感を呼びましたが、政府は無策でした。また、イスラエルがパレスチナ人150万人が居住するガザ地区に侵攻し、大勢の子どもを含む1300人以上を虐殺、世界各地からの怒りの声が上がりましたが、日 本政府は無策でした。

 私たちは憲法9条を生かし、世界から戦争や貧困・格差をなくしたいと願います。軍隊を持つための9条改定は、私たちの生存権や思想・信条・表現・教育の自由などの 基本的人権すべてを侵害することに直接つながっています。「憲法改正手続法」施行が来年5月に迫っている今、私たちは、改憲を許さないためにそれぞれの力を合わせ ていきたいと思います。

 2月21日(土曜日)に「パネルディスカッション」を開催し、真摯に話し合い、小さな私たちの力を合わせて、大きな力として憲法9条を守り抜く道をつくりたいと考えます。ぜひこの会にご参加下さいますようお待ちしております。

<パネルディスカッション>

開催日時:2009年2月21日(土曜日)13時30分〜16時30分
場 所:文京区民センターB2
     東京都文京区本郷4−15−14
     TEL 03(3814)6731
地図:http://www.cadu-jp.org/notice/bunkyo_city-hall.htm
交通:都営地下鉄三田線・大江戸線 春日駅A2出口 左折すぐ/南北線 後楽園駅6番出口 徒歩3分/JR水道橋駅東口 左折直進徒歩10分

<テーマ及びパネラー>

最近の世界金融恐慌について:伊藤 誠(経済学者)
平和運動の経験から:糸井玲子(キリスト者政治連盟)
ドイツ左翼党の経験から:伊藤成彦(中央大学名誉教授)
派遣切り・非正規雇用者の現実:山口素明(フリーター全般労組)
憲法・自衛隊・田母神論文問題:山内敏弘(龍谷大学教授)
子どもたちと生きる:星野弥生(翻訳家)
イスラエルのガザ侵攻と改憲問題:奈良本英佑(法政大学教授)
司会進行役:布施哲也(東京清瀬市市議会議員)

主催:2.21パネルディスカッション実行委員会
連絡先:3356-9932(改憲阻止の会)、5652-3119(9条ネット)、0423-84-7505(糸井)、0424-93-2982(布施)

2.21 パネルディスカッション呼びかけ人氏名(2月1日現在、あいうえお順)

相川晴彦(しろいし・九条の会世話人)
池辺幸恵(平和のピアニスト)
糸井玲子(キリスト者政治連盟)
上原公子(前国立市長)
江原 栄昭(9条ネット)
大柳武彦(ねりま九条の会)
川田 洋(改憲〈国民投票〉を考える五月企画委員会)
北野弘久(日大名誉教授)
小西 誠(社会批評社)
下山 保(元生協理事長)
土松克典(小川町企画)
奈良本英佑(法政大学教授)
藤山顕一郎(映画監督)
淵上太郎(9条改憲阻止の会)
前田知克(9条ネット共同代表・弁護士)
正清太一(浅沼実行委員会)
柳田 真(たんぽぽ舎)
山内敏弘(龍谷大学教授)
山崎耕一郎(労働者運動資料室長)
米田隆介(「M66」世話人)
天木直人(元レバノン大使)
伊藤成彦(中央大学名誉教授)
伊藤 誠(経済学者)
江田忠雄(9条改憲阻止の会)
太田光征(「平和への結集」をめざす市民の風)
川上 徹(これからの社会を考える懇談会)
神田香織(講談師)
國弘正雄(元参議院議員)
斎藤貴男(ジャーナリスト)
竹村英明(「平和への結集」をめざす市民の風)
長岩 均(日米安保条約無効訴訟原告)
平田 豊(前北部労協事務局長)
布施哲也(東京清瀬市市会議員)
星野弥生(翻訳家)
前田裕悟(全労協副議長)
門間幸枝(ピースシンガー)
山内徳信(参議院議員)
吉原節夫(平和憲法21世紀の会)

呼びかけ

 麻生政権は急速に支持率を下げ、総選挙のめどさえ立たないありさまです。その間、自動車産業での派遣労働者の解雇、ソニーの16000人首切りを始め、金融危機の津波が押し寄せ、深刻な不況が全世界にひろがっています。

 安倍首相の退陣により、憲法改悪の動きはひとまず後退したかのように見える中、インド洋での補給支援法は1年延長されました。 ソマリア沖海賊対策を口実とする新たな派兵も動きもあります。また田母神発言に見られる歴史の改ざんとシビリアンコントロールの空洞化など、憲法9条を無きものにする既成事実化が進んでいます。選挙結果によっては、政局は大流動過程に入り、改憲推進勢力が再びかたちを変えて登場することも予想されます。

 一方、9条改憲に反対する声は、有権者の3分の2以上を占めながら、それぞれの政党や団体ごとに運動が分断され、広範な人々の意思を表せる場がありません。誰もが願っている運動の統一は、未だ達成できてはいません。

 2010年には、改憲のための国民投票法が実施できるようになり、いつでも憲法改正法案が発議できる状況に入ります。同じく2010年には参院選挙が闘われます。国政選挙でも、「改憲反対」派が多数を占めるためには、民主党の改憲反対の議員から共産党、社民党、新社会党、無所属にいたるまで、党派を超えた多様な選挙協力が不可欠です。

 そこで、来る2月21日に、この間憲法9条を守るために活動をし、また共同の必要を痛感してきた団体・個人が一同に会し、以下のよう討議したいと存じます。

 第1に、9条改憲に反対する様々な個人・団体が、今後の運動の見通しや共同と連帯の場を築くために、知恵を出し合いともに考えたいということです。

 第2に、来るべき総選挙と2010年参院選に向かい、改憲反対議員を増やすための知恵を出し合い、選挙協力できる方途をさぐりたいと思います。

 第3に、こうした論議を積み重ねつつ、改憲の先取りとなる補給支援法や横須賀米空母母港化、沖縄新基地建設などに反対する取り組み、さらには総選挙後の新政権の動向に対応できる連帯の輪をひろげる道も探りたいと存じます。

 派遣切りや非正規労働者の解雇、就職内定取り消しに対する闘いも広がっています。世界不況のしわ寄せを労働者・民衆に押しつけることに反対し、25条の生存権を保障する社会をめざす大きな政治的運動が必要とされます。

 9条とあわせて25条を実現する闘いは、派遣や非正規雇用の労働条件改善を求める青年労働者の新たなうねりと連帯できるものと確信しています。

 そのための以下の要項で行う試みに、ご賛同いただき、シンポジウムにご参加くだるようお願い申し上げます。

・名称:憲法9条を守る共同行動をひろげるために2.21共同討論会
・参加費:800円(資料代を含みます)
・日時:2009年2月21日(土)午後1時半〜午後4時半
・会場:文京区民センター2階ホール
・主催団体:憲法9条を守る共同行動をひろげるために-2.21共同討論会 実行委員会
・連絡先
 9条改憲阻止の会
   〒160-0004 東京都新宿区四谷4-23 第1富士川ビ302号気付 03-3356-9932
 9条ネット
   〒103-0061 東京都中央区銀座5?15?18 銀座東新ビル4階 03-5652-3119
 糸井玲子(キリスト者政治連盟) 0423-84-7505
 布施哲也(東京清瀬市議会議員) 0424-93-2982