那覇市長選挙:島袋宗康氏の訴え―「本土ではなぜそれ(野党選挙協力)ができないか」

 2008年11月9日告示の那覇市長選挙では、4野党(沖縄社会大衆党、社民党、共産党、民主党)合意に基づき、平良長政氏が統一候補として立候補する予定です。 9月13日、那覇市長選挙支援東京集会(那覇市長選挙支援東京連絡会主催)が開催されました。当日の島袋宗康氏(平良長政後援会会長・元参議院議員)の講演ビデオから、一部を紹介します。

 従来から指摘されているように、沖縄で野党4党が選挙協力できるのは、沖縄社会大衆党という「接着剤」が、他の3党の仲介機能を果たしているからであると、島袋氏も明言されています。

 仲介役を引き受ける地域政党がなければ、選挙共同を実現できないのか、とも考えてしまうのですが、ここはそうではなく、地域政党の代わりに、市民、市民運動団体がその役割を務めなければなりません。それゆえに、「風」のような運動団体が存在します。市民自治の観点からは、むしろこちらが本筋といえるでしょう。

 私自身がこの集会に参加しておきながら、素朴に、なぜ「本土」の人間が沖縄の選挙を応援するのか、と思ってしまいます。本土にも米軍基地を抱えた自治体は数多くあり、本土で平和選挙共同が当たり前の状況を作り出すことが、沖縄における平和選挙共同を応援することになるはずなのです。

 例えば先の岩国市長選で、本土の運動関係者は平和選挙共同を実現するために真剣に動いたのか。民主党に積極的に井原勝介氏を支持してもらうよう、本土の人間は努力したのかどうか。そもそも、そういう発想をしたことがあるのか。

 那覇では4野党の統一選対事務所ができています。「本土でもどこの県でも野党4党が一致すれば自由民主党を倒せるんです」と島袋氏は言う。そして、「苦情を申し上げるようですけど、本土ではなぜそれができないか」とも。

 平良長政氏の応援集会という趣旨で那覇市長選挙支援東京集会は開かれましたが、「本土」の運動関係者に対する叱咤激励の意味合いが強いのではないか、と思う。ビデオから、島袋氏の上記発言を直接聞いていただきたいと思います。
 
 
 
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太田光征
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