格差いろいろ

格差といっても、所得などの経済格差だけではありません。例えば、いま国会で憲法を変えるための「国民投票法案」が審議されていますが、これは「格差国民主権法案」といえます。



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“へんな改憲手続き法案” by ZAKI
ZAKIさんのブログ

国民投票法案――国民主権も格差づけ

国民投票法案は、国民主権という憲法の考え方を変えようという法案です。権利を切り縮めて「再チャレンジ」といってもねぇ。

選挙格差も重大。2005年の衆院選小選挙区で、与党は、49%の得票で、76%もの議席を獲得しました。野党に入れた有権者の票の多くが死票になったのです。

2007参院選――格差是正。選挙格差はどうする?小選挙区制やめて選挙格差なくそう。

小選挙区制という格差国民主権法がすでに1つできてしまっているのです。小選挙区制の下では国民主権もなにもあったものではありません。

衆参最低2回の選挙協力で野党が勝てば、小選挙区制という国民主権格差の根っこをなくせます。これが格差是正にとって最優先、近道。

少なくとも民主と共産は1時間あたり最低賃金1,000円以上で一致しているし、野党は参院選に向けて、「格差是正統一政策」を打ち出してほしいところです。(社民は福島瑞穂さんが1,000円と言っている。)

次回以降、憲法と格差是正の関係についてもうすこし書く予定です。

太田光征

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自衛軍をつくって「現状」肯定しよう?! 航空自衛隊はイラクで武装米兵などの輸送支援を行っている(京都新聞:2004年4月8日付け等)。自民党の憲法草案にある「自衛軍」は、「国権」の発動ではない「国際協調・平和活動」の名目で武力行使ができると解釈できる。

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