【4月6日】宇都宮健児・井戸川克隆 未来を語る

3月 16th, 2013 Posted by MITSU_OHTA @ 13:20:23
under 一般 No Comments 

公開日: 2013/04/07
【 宇都宮 健児 ・ 井戸川 克隆 未来を語る 】
日時 : 2013年4月6日 (土)18時30分開場、19時00分開会、21時閉会
場所 : 渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール
対談 : 宇都宮 健児 ( 前日本弁護士連合会会長 ) 、井戸川 克隆 ( 元福島県双葉町長 )
司会 : マエキタ ミヤコ
撮影 : 清瀬 航輝 - Kiyose Kouki - [ http://kiyose-kouki.jimdo.com ]
(C) STARS LIFE 2013 All Rights Reserved.

宇都宮 健児 ・ 井戸川 克隆 未来を語る ( 1 ) [ 2013.04.06 ]
http://www.youtube.com/watch?v=ZtCzNI3dugM

宇都宮 健児 ・ 井戸川 克隆 未来を語る ( 2 ) [ 2013.04.06 ]
http://www.youtube.com/watch?v=H8szSKjvDE8

宇都宮 健児 ・ 井戸川 克隆 未来を語る ( 3 ) [ 2013.04.06 ]
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded

宇都宮 健児 ・ 井戸川 克隆 未来を語る ( 4 ) [ 2013.04.06 ]
http://www.youtube.com/watch?v=ohvpNplSiAs

皆さま

「平和への結集」をめざす市民の風が賛同団体になっている対談イベント「宇都宮健児・井戸川克隆 未来を語る」の情報をお知らせします。

太田光征

(以下、ご案内)

宇都宮健児・井戸川克隆 未来を語る

前日本弁護士連合会会長と元福島県双葉町長の対談

日時:4月6日(土)時間:18:30開場 19:00
場所:渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール(渋谷駅から徒歩5分)
    地図http://www.shibu-cul.jp/access.html
開演チケット前売り700円、当日800円
対談:宇都宮健児(前日本弁護士連合会会長)、井戸川克隆(元福島県双葉町長)
司会:マエキタミヤコ
主催:市民グループ「私が東京を変える」
    http://watashiga.org/

予約方法
?3月上旬チケット販売開始 前売り700円(当日800円)
?電子チケットは、下記で購入できます。
peatixでの予約はここ http://peatix.com/event/10669
 (先行予約受付中!)
?メールでの受付は予約はメールにて
(先行予約受付中!)稲村)20130406@watashiga.org
※詳細は「私が東京を変える」ホームページ http://watashiga.org/
 または第2弾チラシにてお知らせいたします。
私が東京を変える
http://watashiga.org/

場所:渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール
    (渋谷区桜丘町23-21)
※ホールには駐車場がございません。公共交通機関をご利用ください。
アクセス1
渋谷駅から徒歩5分
地図http://www.shibu-cul.jp/access.html
アクセス2
大和田シャトル(ハチ公口−文化総合センター大和田)直行バス
ハチ公バス(夕やけこやけルート)コミュニティバス
※どちらもバス停「渋谷駅ハチ公口」から乗車、次のバス停
 「文化総合センター大和田」下車

山口代表の訴え
「福島を風化させてはいけない」という宇都宮健児氏、「多くの人に聞いてほしい」と願う井戸川克隆氏の対談が実現!
 聞くということ。忍耐強く耳を傾けるということ。宇都宮健児氏のこれまでの活動は実に忍耐強く「聞く」ことから始まった。真実の声を聞き逃さない、そして権力に立ち向かう姿は、わたしたちにとって「真のやさしさに裏打ちされた強さ」を感じさせてくれる。現代社会においてこれほど頼りになる人物を 他に思い浮かべることができない。
 「風がどちらに吹いているか」… 福島第一原発が危ないと聞いたとき、井戸川克隆町長は風を読んだ。「町民を被曝させてはならない」その一念で県外への避難を決めた。強い意志が町民を放射能から守った。そして井戸川克隆氏の闘いは始まった。
このお二人の対談は、私たちの未来に一筋の光をもたらしてくれる。そんな予感がする。
市民グループ「私が東京を変える」代表 山口あずさ

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ジュネーブのレミー・パガーニ市長から井戸川克隆氏に送られた書簡をご紹介します。

http://rollienne.jp/?p=340より

井戸川克隆様
ジュネーブ 2013年2月13日

拝啓
 昨年のジュネーブご訪問に改めて感謝申し上げます。Palais Eynard(市庁舎)に井戸川さんをお迎えでき、大変光栄に存じます。2011年3月に発生した原発事故後、日本国民の皆さんが直面している問題の理解がより深まりました。
 1月23日に双葉町長を辞職されたと伺いました。苦渋の決断だったとお察しいたします。
 井戸川さんは福島県の首長の中でただ一人住民を県外に避難させ、原発事故の深刻な状況に対し無策、無責任な態度を取る政府、東電を公然と糾弾されてきました。放射能被害から町民の皆さんを守るために、あらゆる措置を講じられてきました。辞職されたことは残念に思います。
 昨年10月にお会いした際、チェルノブイリと日本の避難基準を比較した表を見せて下さいましたね。日本政府が、直ちに健康への影響はないとの見解から、年間の放射線許容量を20mSvまで引き上げたと知り驚きました。
 ご存知の通り、ICRPは一般公衆の年間被曝許容限度を1mSvと勧告しているほか(原発作業員の被曝許容限度は年間20mSv)、子供は大人よりも放射能に対する感受性がより高いことは周知の事実です。
 また、放射能が及ぼす健康被害についても幅広く論文化されており、最近ではニューヨーク・サイエンス・アカデミーが2009年に発行した研究書に詳細が述べられています(脚注にあるA.ヤブロコフ博士、A.ネステレンコ、V.ネステレンコ著の「チェルノブイリ:事故が人々と環境に与えた影響」が該当する研究書です)。 そして、多くの独立した研究者が数十年来の研究結果から、被爆に安全なレベルはないと唱えています(ICRPも閾値なし直線仮説を認めています)。
 ICRPが勧告した年間被曝許容限度の引き上げ正当化の立証責任は、日本政府にあります。しかし、そんなことを実証できるのでしょうか。実際には、これ(1mSv)以下の低線量被爆による健康被害が認められていることから、許容限度などは意味を持たないのです。政府に福島県民の皆さんがモルモットにされている事態は許しがたいです。
 事実、政府はIAEAとWHOの協力のもとに、福島県民の健康実態のデータを集めようとしています。これは人権侵害であり、即刻阻止されなければなりません。
 井戸川さんは、今後も政府当局による非人道的な扱いから市民の皆さんを守るために戦っていかれると伺いました。もっと多くの人々が共闘することを望みます。
 人々が高濃度汚染地域での生活を強いられていることは到底受け入れられません。政府と福島県が、双葉町の皆さんを致死的なレベルに汚染された地域に帰還させようと画策していることは狂気の沙汰としか言いようがありません。
 また、福島県の約40%の子供達に甲状腺の異常が認められたことは由々しき事態です。福島県外でも、甲状腺異常の発生率が増加していると伺いました。
 このような非常事態の中、医療関係者は真実を隠蔽し、被曝の影響を否定しています。 お会いした時にも井戸川さんが強調なさっていた通り、日本人はチェルノブイリから学ばなければなりません。
 福島の状況は、住民の皆さんの健康被害の発生頻度を見る限り、チェルノブイリよりも更に深刻に思えます。ご存知かと存じますが、チェルノブイリ周辺で甲状腺ガンの発生率は 1990年代に入ってから増加し始めました。双葉町では約300人の住民の皆さんが、福島第一原発の第1号機爆発により発生した高濃度の放射能の灰を浴びたと仰っていましたね。にもかかわらず、政府や医療関係者は、被害者の皆さんに対して健康調査を実施しなかったとのこと。
 会合の際お約束しましたが、ジュネーブ市は、医療関係者やIndependentWHOなどをはじめとする団体と協同して、適切な健康調査が実施されるよう、最大限サポートしていく所存です。他に何か協力できることがありましたら、遠慮なく仰って下さい。
 今後益々のご活躍をお祈りするとともに、正義を勝ち取るための戦いに多くの皆さんが団結することを望んでやみません。くれぐれも健康に留意され、またジュネーブでお目にかかれることを楽しみにしております。
敬具
ジュネーブ市長
レミー・パガーニ

なおこのイベントの団体賛同も募集していますので、
賛同いただける団体はよろしくお願いいたします。(時期の都合でチラシに団体名を記載できない場合があります)
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下記、イベントの団体賛同を募集しています。
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宇都宮健児(前日弁連会長)・井戸川克隆(前双葉町町長) 未来を語る
開催日:4月6日(土)
時間:18:30開場 19:00開演
場所:渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール
チケット:前売り700円、当日800円
PeaTixチケット発売中:http://peatix.com/event/10669
(※紙バージョンのチケットは、3月上旬にできあがります。)
対談:宇都宮健児、井戸川克隆
司会:マエキタミヤコ
主催:市民グループ「私が東京を変える」
問合せ:20130406@watashiga.org
URL:http://watashiga.org/
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賛同団体の名称は、イベントチラシに掲載させていただきます。
また、イベント当日、平置き等の形で、貴団体のチラシ・パンフレット等を配布いただくことが可能です。

なお、賛同いただいた団体には下記をお願いします。
協賛金等は特に必要ありません。
1.チケット販売のご協力
2.イベント告知宣伝(※貴団体の媒体での告知をお願いします。)
2.イベント当日のボランティア
※当日のボランティアもチケットはご購入頂くことになります。

よろしくご検討のほど、お願い申し上げます。

私が東京を変える
代表 山口あずさ
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私が東京を変える
http://watashiga.org/

(以上)

原子力災害対策指針(改定原案)に対するパブリックコメント(追加提出)

2月 12th, 2013 Posted by MITSU_OHTA @ 21:53:03
under 一般 No Comments 

締め切りまであと2時間あります。

皆さんもこちらを参考によろしくお願いします。改定原案サイト、提出フォームへのリンクあり。

みんなのパブコメ:?原子力災害対策指針(2/12まで)、?新安全基準(2/28まで): 「避難の権利」ブログ
http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2013/02/212228-1567.html

飲食物摂取制限のOIL6(表3)は現行基準より高く、複数回のOIL6事故で恒常的に現行基準違反となるので、OIL6は現行基準以下にすべき。

六ヶ所再処理施設は膨大な量の放射性物質を保管しているので、再処理施設の原子力災害対策重点区域の半径目安5キロ(表4)は狭すぎです。

「速やかに緊急時モニタリング実施計画を策定」(34ページ)では遅すぎ。平時モニタリングで緊急性を判断すべき。

「避難所の確保等の要素を考慮して避難の必要性の判断」(36ページ)。避難所を確保できない場合、避難の必要性はないのですか。被害を受けると予測される場合に避難できるようにしてください。

「除染措置を講じる際には、社会的要因を考慮した効果的な計画」(46ページ) ということで社会的要因を考慮する必要があるなら、社会的に原子炉を廃炉にすべきです。

25、27ページに低線量被ばくに関しての教育・情報提供とありますが、低線量被ばくの影響があるという前提で教育・情報提供を行うべきです。

「発信する情報は関係機関の間で(中略)相互に齟齬のないようにする」(34ページ)は不要。多様な情報で判断すべき。

「避難場所等については、事前にモニタリングにより汚染がないことを確認」(35ページ)する余裕を確保できますか?

「気密性等の条件を満たす建屋の準備」(38ページ)まで原子力事業者から強いられるのは不当です。

「PAZにおいては、原則として避難と同時に安定ヨウ素剤を服用」(39ページ)。指示体制を明確にしてください。

「体表面汚染スクリーニング測定結果の説明は、その後の除染等の防護措置の実施とともに行うことが望ましい」(41ページ)は意味不明です。

「核燃料物質等の輸送時の防災対策」(44ページ)には指針となるべき具体的内容がありません。具体的に指摘してください。

環境放射線モニタリングの「一元的なシステム」(45ページ)の確立が謳われていますが、相互チェック体制の方が効果的です。

「現存被ばく状況」(47ページ)。このような意味のないICRP用語と不適切な訳語を使用しないでください。

OIL(運用時介入レベル)の初期設定値を改定(表3)する場合の必要性の具体的条件を明示してください。

太田光征

【2月14日初会合】ポスト2012衆院選の国民主権運動の呼び掛け

2月 10th, 2013 Posted by MITSU_OHTA @ 20:40:11
under 一般 No Comments 

2012年衆議院選挙は、小選挙区での死票率が56.0%に上り、脱原発などの重要政策でことごとく民意と結果が乖離し、国民主権が極度に踏みにじられた選挙、選挙の体を成していない選挙でした。
政党・国会議員にはまず、平等な国民主権を保障し、民意を反映した政治をするのだということの宣言をしてもらわなければ困ります。
メディアについても、本来の民主主義インフラとしての役割ではなく、「自民圧勝」の事前予測報道などに見られるように、民意に反した政治誘導の役割を果たしてきたと思わざるを得ない面があります。
2012衆院選後という節目に、有権者が黙り込むことはできません。政党とメディアに対して、国民主権と民主主義の基礎的な要求を突き付けていくことが必要だと考えます。
国会に議席を持つ政党と全国一般紙、全国テレビ局に書面だけでなく対面で要求していくため、広範な団体・個人で実行委員会を立ち上げて取り組んでいきたいと思います。
そのための会合を以下のように設定しました。皆さんのご参加を呼び掛けます。

日時 : 2月14日(木)午後6時30分〜9時
会場 : 明石町区民館8号室

住所 : 東京都中央区明石町14番2号
TEL : 03-3546-9125
アクセス : 東京メトロ日比谷線築地駅下車3番出口 徒歩7分
東京メトロ有楽町線新富町駅下車4番出口 徒歩10分
都バス
「東15甲・乙 東京駅八重洲口−深川車庫」
聖路加病院前下車 徒歩1分
中央区コミュニティバス(江戸バス)
[南循環]聖路加国際病院5番 3分程
地図:http://chuo7kuminkan.com/about/akashi.html
日比谷線築地駅の場合、3番出口を出て、日刊スポーツ新聞社と聖路加国際病院を通過し、信号を渡り直進、区立リサイクルハウス「かざぐるま」の奥隣り。

呼び掛け : 「平和への結集」をめざす市民の風
〒271-0076 千葉県松戸市岩瀬46-2 さつき荘201号
http://kaze.fm/
join@kaze.fm
tel/fax:047-360-1470

要望書案

タイトル:

政党とメディアに対する要望書:平等な国民主権の保障をよそに議員権限のみの強化(96条改憲)とは何事か/民意からの「迷走」内閣にふさわしい報道を

要旨:

[政党へ]

2012年衆院選は、原発・憲法・消費税などの最重要政策に関して民意と結果がことごとく乖離した異常な選挙。小選挙区での死票率は56.0%で、投票者2人に1人以上の票の価値がゼロ、すなわち平等な国民主権が保障されていない。

主権者からの付託を越えた権限の行使が、一般法の立法プロセスから改憲プロセス(改憲発議)にまで拡大されようとしている。特に、現選挙制度のまま改憲発議要件を緩和することは、議員権限のみを強化することに他ならず、国民主権と議員権限の格差がさらに拡大してしまう。

政党・国会議員は、真っ先に平等な国民主権の保障(選挙制度と公職選挙法の抜本的な改正)に取り掛かり、脱原発などの民意を反映した政治を行うべき。

[メディアへ]

民主党の前首相らに対しては「迷走」「嘘つき」、安倍現首相に対しては「アベノミクス」「安全運転」。安倍政権は既に脱原発という大民意からの「大迷走」であり「大噓つき」(公明党は脱原発の公約を選挙後に脱原発依存に変更)の「暴走」状態にある。メディアは不公正なレッテルやイメージ言語の提供ではなく、多様で公正な見解の提供に努めるべき。

「自民圧勝」の事前予測が選挙結果に与えた影響などについて、独自に検証を行うべき。

自民党改憲案が国防軍の新設や発議要件の緩和だけでなく、1)平和的生存権、2)国民主権、3)基本的人権、4)天皇制、5)立憲主義、6)地方自治など、広範な事項に及び、現憲法の基本的な考え方に根底的変更を加え、国民生活に広く影響を与えるものであることを、参院選の前から批評していくべき。

本文:下記ファイル(Word)をダウンロードしてください。

2012年衆院選を受けての政党・メディアに対する要望書案(2月10日)

以上

【1月26日】2013参院選を考える懇談会

1月 16th, 2013 Posted by MITSU_OHTA @ 18:59:28
under 一般 No Comments 

弁護士の河内謙策と申します。

 私の呼びかけた「2013参院選を考える懇談会」が1月14日夜に開催される予定でしたが、雪のため延期させていただきました。延期のニュースが周知徹底せず、多くの人に迷惑をかけてしまいました。深くお詫びいたします。
 1月14日夜は、延期にもかかわらず、多くの人が実際に来場されましたので、来場された方の間で、非公式の意見交換が行われました。非常に活発な意見交換となりました。
 延期された正式の会合は、1月26日夜に行います。ぜひ御参加ください。
 ただ、この会合は意見交換の場で、一定の結論を出すことを目的にしたものではありませんので、その旨、ご承知おきください。

            記

日時:2013年1月26日(土)PM7:00〜PM9:00
場所:南大塚地域文化創造館
   豊島区南大塚2-36-1、電話3946-4301

http://www.toshima-mirai.jp/center/e_otsuka/

議題:?2013参院選と平和政党の大同盟について
   ?全国組織の結成の可能性・市民の役割について

参加費:500円
                            以上

—————–
以上、転載

太田光征

消費税増税を強いる前に国会議員は身を切るべきだ?

12月 7th, 2012 Posted by MITSU_OHTA @ 14:05:02
under 一般 No Comments 

・「オスプレイ配備という負担を強いる前に行うべき身を切る改革」はどこにいった?
・選挙区間1票の格差2.43倍が問題なら、生票・死票間1票格差(特に小選挙区で)や政党間1票格差4.98倍(2010参院選の結果を基に比例区定数が100に削減された場合の衆院比例区選挙シミュレーションをした場合の民主と社民の格差)の方が大問題である。

2012年12月7日付東京新聞朝刊の記事「身を切る改革遠く 『違憲状態』の衆院選」はひどい。

東京新聞:身を切る改革遠く 「違憲状態」の衆院選:政治(TOKYO Web)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2012120702000105.html

衆議院の定数配分について「違憲状態」判決が出たことから、定数是正が言われている。その限りでは正しい。ところが、これを記事は定数削減と短絡的に結び付け、いわゆる「身切り論」で補強している。

定数是正と定数削減は関係ない。「消費税増税法を成立させた民主、自民、公明の三党は次の通常国会で定数削減を行うと約束した」と記事は指摘するが、そんな談合を私は受け入れない。

記事が書く「国民に負担を強いる前に行うべき身を切る改革」とは一体何だ。消費税増税を主張している民主・自民・公明などは、増税を主張していないその他の中小政党を定数削減によって国会から追い出す、従ってそれらを支持する有権者の身を切るから増税を許してくれ、と主張しているに過ぎず、そんな理屈が通るはずがない。

2012年衆議院選挙アンケート
質問(6)国会議員定数の削減について
http://kaze.fm/wordpress/?p=406

沖縄へのオスプレイの配備は「国民の負担」ではないのか。「オスプレイ配備という負担を強いる前に行うべき身を切る改革」はどこにいったか。
沖縄へのオスプレイ配備に反対する中小政党を国会から追い出すことになる定数削減を行うから、オスプレイ配備の強行を許してくれ、とでも主張するのか。

直近の1票の格差は2.43倍になったという。確かに問題だが、これは選挙区間1票の格差に過ぎず、生票を投じる有権者、主として二大政党の支持者にとってしか意味がなく、厳密には有権者の1票格差の問題ではなく、地域代表性の格差に他ならない。(小選挙区の)選挙区間1票の格差を是正したところで、地方で選出されていた二大政党の候補が、都市部から選出されるようになるに過ぎない。少数政党の支持者のいる小選挙区の選挙区間1票格差が改善されても同支持者にとっての1票価値は生まれず、大政党の支持者のいる小選挙区の選挙区間1票格差が他の選挙区と比べて改善されても、競合する他の大政党の支持者の1票格差も同時に改善されるので、1票価値が自分の選挙区内でも、他の選挙区と比べても、高まるということはない。

1票が価値を持つかどうかは、議員1人当たりの有権者数に依存するのではなく、どの政党を支持するかでほぼ決まってしまう。千葉何区の有権者が等しく高知何区の有権者の何分の1の価値の票しか持っていない、という表現はできない。千葉の当該選挙区で生票を投じた有権者は、高知の当該選挙区で死票を投じた有権者より、1票の価値が高い(ある)のは、当然である。議員1人当たりの有権者数ばかりを問題にしても、1票格差は解消しない。

2010参院選の結果を基に、比例区定数が100に削減された場合の衆院比例区選挙シミュレーション(当時)をしてみると、1票の格差(当選議員1人当たりの得票数)は民主と社民の間で4.98倍となる(社民が4.98倍も余計に得票しなければならない)。比例代表制といっても現在の定数ですら名ばかりで、定数100に削減されることで大政党と少数政党の格差が一層拡大する。

2010参院選――結果分析
http://kaze.fm/wordpress/?p=309

選挙区間1票の格差2.43倍が問題なら、生票・死票間1票格差(特に小選挙区で)や政党間1票格差4.98倍の方が大問題である。

1票の格差とは何か
http://kaze.fm/wordpress/?p=381

なぜメディアはこの問題を追究しないのか。

太田光征

風評に負けるな 噂は心理作戦だよ

11月 28th, 2012 Posted by sa104927 @ 20:27:31
under 一般 No Comments 
猪瀬優勢論は、
マスコミと石原都政継承勢力の
デマゴギーです。
それで弱気になれば相手の思うつぼです。
まだ告示前なのに、
劣勢などと誰に言えますか。
ガンバロー!!(^−^)

櫻井智志

貧困をみつめて育ち、貧困を解決する実践の弁護士、宇都宮けんじさんを応援します!

11月 26th, 2012 Posted by MITSU_OHTA @ 10:42:16
under 一般 [4] Comments 

わたしたち「『平和への結集』をめざす市民の風」は12月16日に行われる東京都知事選挙に「人に優しい東京を作る会」から立候補される宇都宮けんじさんを応援します。

東京都では、長年、石原慎太郎前知事による働く低所得者層に冷たく大企業に優しい都政が行われてきました。

今回の都知事選は市民が主役となる選挙です。
宇都宮さんは政党主導でない市民選考会でも推薦されました。
この都知事選をたたかうことは、原発政策や都市政策などで蚊帳の外に置かれてきた主権者のための運動です。
石原都政を転換し、東京に民主主義を取り戻したい。

本当に強い人は優しい人です。
本当に優しい人は強い人です。
いばらず、きどらず、良心的・良識的で、人に優しい。
宇都宮けんじさんはそういう人です。
徹底的に公平で公正な、たたかう弁護士・宇都宮けんじさんを、わたしたちは応援したい。

選挙のためだけに「脱原発」なんて言う人を信用してはいけない。
これまでわたしたちに許されてこなかったのは、「原発だの、増税だの、そんなことは小さなこと」などと言うことに対し、怒りを表現することです。
明るい未来のために、明日から選挙の日まで、わたしたちは怒り続け、この怒りを、本当の優しさに手渡すために、しっかりと持ち続けていきましょう。

原発で悲惨な状況に置かれている被災地福島の人々を、東京を、日本を、世界が見ています。

そして大人を子どもが見ています。

大きな責任に応えるため、わたしたちは、子どもの未来を託せる、宇都宮けんじさんを応援します!

2012年11月26日

「平和への結集」をめざす市民の風