どうなる沖縄県知事選挙――基地をなくす平和共同候補を!

9月 9th, 2006 Posted by MITSU_OHTA @ 23:12:12
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9月22日(金)午後6時開場 6時30分開会
文京区民センター(後楽園駅)
http://www.city.bunkyo.lg.jp/shisetsu/kumincenter/

講 演 二木啓孝(日刊ゲンダイ編集長)

安倍新政権と沖縄県知事選挙

 11月19日投票の沖縄県知事選挙が目前に迫った。自公与党は、県商工会議所連合会会長仲井真弘多氏の擁立を決定した。!
 今回の県知事選挙は、普天間飛行場移設問題を焦点とする米軍再編の行方に直結し、「消化試合」とやゆされる自民党総裁選挙後の最初の県知事選挙でもあり、来年4月の都知事選挙、7月参院選挙へと連動する点でもきわめて大きな位置を占めている。革新・平和志向の県政を奪還するチャンスである。
 だが、野党陣営の統一候補擁立は難航し、未だ候補が決定されていない。
 安倍新政権で日本の政治はどうなるのか、日刊ゲンダイ編集長の二木啓孝さんによるホットな分析を素材に、沖縄県知事選挙や今後の政局について、一緒に考えよう!
☆ 統一候補が決定したら、「沖縄県知事選挙の勝利をめざす東京集会」と名称を変更します。

主催:沖縄との連帯・平和共同をめざす会

呼びかけ人

大久保雅充  河内謙策  木瀬慶子  熊谷伸一郎  平山基生  村岡到

集会の賛同人

石井孝夫 母系社会研究会
江原栄昭 新社会党東京都本部委員長
太田光征 「平和への結集」をめざす市民の風
岡田家治 沖縄県民と連帯する府中の会
小野塚正好 いちゃりばちょーでー三茶の会
児玉勇二 弁護士
近 正美 高校教員
早乙女勝元 作 家
佐藤和之 各専労協
大地 実 平和と人権研究会
津波古勝子 平和遺族会
手塚 陽 基地のない平和な沖縄をめざす会
中山武敏 コスタリカに学ぶ会共同代表
南雲和夫 法政大学講師
二田水弘平 全野党と市民の共闘会議代表
福田 実 東京都北区区議会議員
外間喜明 沖縄など日本から米軍基地をなくす草の根運動
丸山南里 全野党と市民の共闘会議・名護市
武藤 功 「葦牙」編集長
山田敏行 東京都新宿区区議会議員  

以上。

平和への結集アンケート

8月 23rd, 2006 Posted by MITSU_OHTA @ 19:10:32
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2004年の8月15日に開始した平和への結集アンケートの結果を報告します。集会等で回答いただいた方々、アンケート実施を許可していただいた集会等主催者の方々に対して、さらに北は北海道から南は京都まで、遠隔地の集会主催者の方々には、特にアンケート用紙の配布から回収までご協力いただいたことに対して、お礼を申し上げます。

集計結果は、地球平和公共ネットワークのホームページに公開してあります。アンケート結果をどうぞご活用ください。

http://global-peace-public-network.hp.infoseek.co.jp/ufp_questionnaire.html

さて、サイトには特に分析を掲載していませんが、幾つかの点を指摘しておきたいと思います。

質問 4で、「国会に平和希求議員を増やすために、既成の平和政党は、選挙協力しないなど従来通りの選挙を続けてよいと思いますか?」と尋ねたところ、73.8%の方が「いいえ」と回答しています。要するに、平和政党の“分裂選挙”はよくないと思っている市民の多いことが、データの上から裏付けられました。

念のため、政党別の集計を一部紹介すると、比例区で社民党に投票した人の82.3%、比例区で共産党に投票した人の79.2%が、上記の質問に「いいえ」と答えています。

一方で、有権者の投票行動で気になる点があります。ほとんど死票を気にする必要のない比例区でも、改憲派が多い民主党に、無視できない数の“平和票”が流れていることです。平和有権者による“分裂投票”といえます。

このような投票行動によって、平和政党は、当選見込みがなくとも地方区・小選挙区に独自候補者を立て、比例区票を稼ぐ戦術に、一層依存せざるを得なくなるでしょう。平和共同候補の擁立を難しくします。

平和有権者には、まずは比例区での“分裂投票”を止めると意思表示してもらいたいし、平和政党も、市民の切実な要望を聞いて、“分裂選挙”を止めていただきたいと思います。

平和への結集アンケート・プロジェクトチーム

太田光征
otasa@nifty.com

【2010年5月12日:以下の通り、平和への結集ブログにもアンケート結果を掲載】

「平和への結集」に関する市民アンケート

〜市民は平和政党の分裂選挙をどう考えているか?〜

対象と方法

質問と結果

背景

自衛隊のイラク派兵に反対の有権者が自民党に投票することなどに象徴的に表されているように、平和への意思を託す政治の受け皿がないことを、多くの市民が感じています。「平和政党」を自認する政党ですら、憲法改悪の危機にあっても、真剣に選挙協力を行おうとしません。また市民による平和運動についても、横の連携が十分であるとはいえないでしょう。

目的

そうした中でも、沖縄では市民グループの積極的な働きかけにより、糸数慶子氏が平和希求統一候補として擁立され、見事に当選を果たしたのでした。

「地球平和公共ネットワーク」では、「平和への結集」運動を本格的に開始しています。「平和への結集」とは、平和を希求する個人・市民グループ・団体間のネットワークをつないでいこうとする新しい試みです。

この度のアンケートは、この平和への結集運動の一環としてお願いするものです。「平和政党」を自認する複数の野党は、平和希求市民の願いに真剣に応えているとは考えられませんが、そのことを客観的に示すデータがこれまでありませんでした。

そこで、皆様に平和への結集や既成の平和政党に対する要望をお聞きすることで、そうしたギャップを把握し、その結果を各党・議員に届けたいと思います。これが平和への結集を進める出発点の1つになることを願っています。

開始日:2004年8月15日
報告日:2006年8月9日

実施主体:平和への結集アンケート・プロジェクトチーム
E-mail:otasa@nifty.com

協賛:地球平和公共ネットワーク
URL:http://global-peace-public-network.hp.infoseek.co.jp/
E-mail:global_public_peace@hotmail.com

対象

[ 2004.8.15 ] 「市民文化フォーラム2004年8.15集会」(主催:市民文化フォーラム、東京)参加者
[ 2004.9.3 ] 「今、平和憲法とともに〜3人が語る」(主催:平和憲法とともに歩む中野の会、東京)参加者
[ 2004.9.11 ] 「BE-IN & WORLD PEACE NOWスペシャル」(東京)参加者
[ 2004.9.11 ] 「みんなで創る 9.11 非戦・平和ライブ」(主催:同実行委員会、京都)参加者
[ 2004.9.13 ] 「『911 In Plane Site』ビデオ上映及びトーク」(主催:山田和尚さんを囲む会実行委員会、千葉)参加者
[ 2004.9.23 ] 「とめよう!戦争のための教育基本法 大改悪!9.23
労働者市民の集い」(主催:百万人署名運動、東京)参加者
[ 2004.10.3 ] 「『どうする、憲法改正?』保坂展人氏講演会」(主催:市民ネットワーク千葉県、千葉)参加者 
[ 2004.10.7、9 ] 「ピース・ルネッサンス」(共催:10.7ピース・ルネッサンス実行委員会、地球平和公共ネットワーク、東京・神奈川)参加者
[ 2004 ] 「『911 In Plane Site』ビデオ上映会」(主催:ひとミュージアム、長野)参加者
[ 2004.10.3 ] 「イラク国際戦犯民衆法廷(ICTI)第10回千葉公聴会」(主催:同実行委員会、千葉)参加者
[ 2004.10.16 ] 「重信メイさん講演会」(主催:パレスチナ連帯・札幌、北海道)参加者
[ 2004.12.4 ] 「レイバーフェスタ2004」(主催:レイバーフェスタ実行委員会、東京)参加者
[ 2004.12.19 ] 「グランワークショップ2004 WINTER」(主催:グランワークショップ実行委員会、東京)参加者
[ 2004.3.19 ] 「WORLD PEACE NOW 3.19」(主催:WORLD PEACE NOW、東京)参加者
[ 2005.3.27 ] 「NHKへの圧力と番組改変を考える」(主催:つくろう平和を!流山市民の会 他、千葉)参加者
[ 2005.5.22 ] 「今こそピース・マニフェストを!」(主催:地球平和公共ネットワーク、東京)参加者
[ 2005.6.18 ] 「連続ティーチ・イン沖縄第10回」(主催:ティーチ・イン沖縄実行委員会、東京)参加者
[ 2005.7.2 ] 「女性天皇はいらない、天皇制はもっといらない! 7.2シンポジウム いつまで続けるの? 家父長制」(主催:女性と天皇制研究会、東京)参加者
[ 2005.7.30 ] 「『教育基本法の改悪』『日の丸・君が代の強制』・・・しかし、子供たちを直接苦しめている、忘れてはいけないもう1つの問題とは?」
(主催:学校の指定服制度を廃止する会、東京)参加者
[ 2005.8.14 ] 「『戦後60年』への問いかけ」(主催:真の「共生」社会をめざす山梨平和を語る会、山梨)参加者
[ 2005.8.15 ] 「市民文化フォーラム2005年8・15集会」(主催:市民文化フォーラム、東京)参加者
[ 2005.9.11 ] 「World Peace Now + BE-IN」(主催:World Peace Now + BE-IN 2005実行委員会、東京)参加者
[ 2005.9.19 ] 「<デニス・クシニッチと話そう>日米に平和省を! 〜戦争のパートナーから平和のパートナーへ〜」(主催:軍縮地球市民、地球平和公共ネットワーク、グローバルピースキャンペーン、東京)参加者
[ 2005.9.29 ] 「イラク占領やめよ 戦行くな自衛隊 派兵・再延長をゆるさない9・29集会」(主催:イラク占領やめよ 戦行くな自衛隊 派兵・再延長をゆるさない9・29集会準備会、東京)参加者
[ 2005.10.16 ] 「『映画 日本国憲法』上映会(主催:『映画 日本国憲法』を上映する会・千葉、千葉)参加者
[ 2005.10.29 ] 「第2回ゆんたく沖縄」(主催:沖縄などから米軍基地をなくす草の根運動、東京)参加者
[ 2005.11.26 ] 「東京平和映画祭 for youth」(主催:東京ピースフィルム倶楽部、東京)参加者
[ 2005.11.27 ] 「スピリチュアリティと平和」(主催:地球平和公共ネットワーク、東京)参加者
[ 2005.11.29 ] 「糸数慶子さんの国政報告会・第2回」(主催:糸数慶子さんを支える会、東京)参加者
[ 2005.12.10 ] 「市民発想の憲法論」(共催:市民社会フォーラム、平和と文化のネットワーク、東京)参加者
[ 2005.12.11 ] 映画「日本国憲法」上映会(主催:つくろう平和を! 流山市民の会、千葉)参加者
[ 2005.11 ] 「飯田ピースウォーク」(長野)参加者
[ 2005.12.17 ] 「日本国憲法9条2項を削除して何が悪い?――その3つの理由」(主催:非戦のまち・くにたちの会、東京)参加者
[ 2005.12.23 ] 「戦争屋にだまされない厭戦庶民の会」結成5周年講演集会(神奈川)参加者
[ 2006.1.8 ] 「改悪を許さないために憲法を知ろう!映画と漫談」(主催:志木暮らしの草の根ネットワーク“ラ・ボーロ”、埼玉)参加者
[ 2006.1.29 ] 「憲法9条を活かそう小森陽一さん講演会」(主催:九条の会・流山・準備会、千葉)参加者
[ 2006.2.4 ] 「五十嵐仁×小林正弥 “活憲”と“憲政擁護”」(共催:市民社会フォーラム、地球平和公共ネットワーク、老人党リアルグループ「護憲+」、平和と文化のネットワーク、東京)参加者
[ 2006.2.12 ] 「『国民投票法』について学ぶ会」(主催:真っ当な国民投票のルールを作る会、長野)参加者
[ 2006.2.18 ] 「憲法・教育を守ろう!千葉県民集会&デモ(主催:千葉県高等学校教職員組合、千葉)参加者
[ 2006.2.28 ] 「おかしいぞ!警察・検察・裁判所III 『共謀罪をぶっつぶせ!』」(呼びかけ人:『創』編集長・篠田博之氏ほか、東京)参加者
[ 2006.3.4 ] 「戦場における死〜その責任をめぐって〜」(共催:テロリストは誰?九条の会、現代企画室、東京)参加者
[ 2006.3.5 ] 「『ご臨終? 憲法』 森達也×SAY-Peace」(主催:SAY-Peace PROJECT、東京)参加者
[ 2006.4.22 ]「アースデイ東京2006」参加者

方法

アンケート用紙を上記の対象者に配布し、主にその場で、あるいはFAXで回答を回収した。

アンケート用紙配布数:8237
回答者数:844

以下、グラフと表の数値は当該項目を選択した回答者数

質問 1――「平和への結集」が必要だと思いますか?
質問 2 ――平和運動の結集が必要だと思いますか?
質問 3 ――平和政党の結集が必要だと思いますか?

平和への結集アンケート質問 1、2、3

質問 1、2、3
はい その他(いいえ + 無回答)
質問 1 809(95.9%) 35(4.1%)
質問 2 781(92.5%) 73(8.6%)
質問 3 702(83.2%) 142(17%)

質問 4――国会に平和希求議員を増やすために、既成の平和政党は、選挙協力しないなど従来通りの選挙を続けてよいと思いますか? 今の選挙制度を前提に、小選挙区に限定しておたずねします。

平和への結集アンケート質問4

質問 4
[ ]内は無回答を除く751に占める割合
はい、従来通りでよい 118(14.0%)[15.7%]
いいえ、従来通りではよくない 623(73.8%)[83.0%]
平和希求議員を増やす必要はない 10(1.2%)
無回答 93(11%)

質問 5――質問 4 で「いいえ」と答えた方にお聞きします。国会に平和希求議員を増やすために取るべき方法が下の表にありますか?

平和への結集アンケート質問 5

質問 5
はい その他の方法 無回答
408(65.5%) 69(11%) 146(23.4%)

【既成政党温存型】
(a) 全ての既成政党を残したまま、「平和希求統一候補」を立て、一種の「政党連合」を形成する
この際、(a-1) 沖縄の糸数慶子氏のような無所属方式 または、(a-2) 選挙区ごとに各党候補を割り振る「選挙区バーター制」 あるいは、(a-3) 1、2の混合方式を採用

【既成政党温存 + 第三極平和政党型】
(b) 全ての既成政党を残したまま、全く新しい「第三極平和政党」を作る
さらに、(b-1) 平和希求統一候補を立てる または、(b-2) 各政党が独自候補を立てる

【既成政党再編 + 第三極平和政党型】
(c-1) 民主党を除く全ての既成野党が全く新しい第三極平和政党1つに合流する
この際、(c-1-1) 民主党の一部の平和希求議員を引き連れる または、(c-1-2) 引き連れない

(c-2) 民主党を除く一部の既成野党が全く新しい第三極平和政党1つに合流する
この際、(c-2-1) 民主党の一部の平和希求議員を引き連れる または、(c-2-2)引き連れない
さらに、(c-2-1-1) 合流しない既成野党と平和希求統一候補を立てる または、(c-2-1-2) 各政党が独自候補を立てる さらに、(c-2-2-1) 合流しない既成野党と平和希求統一候補を立てる または、(c-2-2-2) 各政党が独自候補を立てる

質問 6――質問 5 で「はい」と答えた方にお聞きします。「平和希求統一候補」ないし「第三極平和政党」が取るべき必要最低条件としての政策を次から選んでください(複数選択可)。

平和への結集アンケート質問 6

質問 6
憲法擁護 337(82.6%)
自衛隊イラク派兵撤回 302(74.0%)
日米安保条約廃棄 152(37.3%)
国際刑事裁判所条約批准 142(34.8%)
平和省創設 101(24.8%)
その他 37(9.1%)
無回答 32(7.8%)

質問 7――2004年7月11日の参院選であなたはどの政党・候補者に投票しましたか?(2006年9月11日の衆院選と間違えて解答された方が若干いますが、それらの結果も合算しています)

平和への結集アンケート質問 71

質問 7(比例区)
[ ] 内は無回答、非有権者および棄権・白票(293)を除いた数(551)に占める割合
社民 226(26.8%)[41.0%]
共産 144(17.1%)[26.1%]
みどり 76(9.0%)[14%]
民主 98(12%)[18%]
自民 4(0.5%)
女性党 1(0.1%)
新党日本 1(0.1%)
無所属 1(0.1%)
無回答 264(31.3%)
非有権者 8(0.9%)
棄権・白票 21(2.5%)

平和への結集アンケート質問72

質問 7(地方区・小選挙区)
社民 94(11.1%)
共産 230(27.3%)
みどり 4(0.5%)
民主 127(15.0%)
自民 3(0.4%)
新社会 1(0.1%)
生活者ネットワーク 1(0.1%)
国民新党 1(0.1%)
無所属 25(3.0%)
無回答 311(36.8%)
非有権者 9(1%)
棄権・白票 38(4.5%)

質問 8――お答えいただいたあなたご自身についておたずねします。

平和への結集アンケート質問81

質問 8(性別)
男性 女性 無回答
410(48.6%) 355(42.1%) 79(9.4%)

平和への結集アンケート質問 82

質問 8(年代)
20歳未満 9(1%)
20代 85(10%)
30代 119(14.1%)
40代 148(17.5%)
50代 211(25.0%)
60代 138(16.4%)
70代以上 54(6.4%)
無回答 80(9.5%)

平和への結集アンケート質問 83

質問 8(居住地)
北海道 36(4.3%)
東北 9(1%)
関東 569(67.4%)
中部 48(5.7%)
近畿 40(4.7%)
中国・四国 4(0.5%)
九州・沖縄 1(0.1%)
無回答 137(16.2%)

2007参院選・埼玉地方区での平和共同候補を考える集い

8月 14th, 2006 Posted by MITSU_OHTA @ 21:10:00
under 一般 No Comments 

河内謙策と申します。(この情報を重複して受け取られた方は、失礼をお許し下さい。転送・転載は大歓迎です。)
 昨年末から始まった、2007参院選での平和政党の候補者一本化を求める市民運動=平和共同候補実現運動は、今、都道府県段階に重点が移っています。埼玉でも運動がスタートしましたので、現在配布されているチラシの内容を紹介させていただきます。埼玉在住・在勤の方は、ぜひ“9.4の集い”に御参加ください。よろしく、お願いいたします。

河内謙策

……………………………

       〜9条改憲に反対する平和共同候補を埼玉で〜
「9月4日:2007参院選・埼玉地方区での平和共同候補を考える集い」

 自由民主党は、9条改憲への道を突き進んでいます。秋の臨時国会で、改憲手続法(国民投票法)の成立が企図されています。政界筋の一部では、来年の参院選挙では、憲法問題を争点にしない、という話が交わされています。もしそうであれば、憲法問題という争点を隠したまま、三度平和憲法擁護議員の議席を減少させた上で、参院選後に騙し討ち的に改憲の国会審議が強行されるのではないか、と心配です。
 9条改憲を憂うる人たちの中で、来年の参院選挙は重要だ、日本の平和政党はバラバラに候補を立てるのではなく、候補者を一本化し、平和共同候補を擁立すべきだ、という声が高まっています。
 私達は、埼玉に住む/勤務する市民です。私達の考えには至らない点もあるかもしれませんが、私達は、2007参院選で、埼玉でも平和政党は候補者を一本化し、平和共同候補を擁立すべきではないか、私達市民が平和政党に要望していきたい、と考え、小さな集いを準備しました。
 埼玉は、参議院地方区の定数は6で、改選議席は3です。皆様御存知のように、2001年の参議院選挙でも、2004年の参議院選挙でも、自民、公明、民主の、9条改憲に賛成する議員/きっぱりと反対しない議員が当選しています。私達は、平和政党と平和を愛する市民が共同し、9条改憲にきっぱりと反対する議員の当選をめざしたい、と考えています。上記集いは、参加資格を問いません。皆で集まって、大いに議
論しませんか。

2007参院選・埼玉地方区での平和共同候補を考える集い
日時:2006年9月4日(月)午後6時開場、6時30分開会
場所:さいたま共済会館 5階 505号室
   (さいたま市浦和区岸町7-5-14、電話048-822-3330)
       http://www.saitama-ctv-kyosai.net/introduction/kaikan.html
進行:今後の目標・活動方向についての問題提起、自由討論

呼びかけ人(五十音順):池本誠司(弁護士、池本法律事務所)、江藤正修(フリーライター、加須市在住)、尾形憲(法政大学名誉教授、入間市在住)、小川修(弁護士、(財)日本心霊科学協会理事、本川越法律事務所)、大矢道子(元新座市議会議員、新座市在住)、鎌倉孝夫(経済学者、埼玉大学名誉教授)、河内謙策(弁護士、富士見市在住)、小出重義(弁護士、さいたま市在住)、田中重仁(前埼玉弁護士会会長、所沢市在住)、津田道夫(評論家、障害者の教育権を実現する会、久喜市在住)、樋口篤三(日本労働ペンクラブ、新座市在住)、三輪隆(埼玉大学教授、新座市在住)、山本政道(弁護士、埼玉中央法律事務所)、米倉勉(弁護士、戸田市在住)

連絡先&お尋ね先:保田・河内法律事務所内、河内謙策、電話03-5978-3784、
FAX03-5978-3706

……………………………

7.22「平和への共同・ひょうご」結成集会

7月 18th, 2006 Posted by MITSU_OHTA @ 19:41:13
under 一般 No Comments 

各地域での平和への結集の動きをできるだけ紹介していきたいと思います。間近になりましたが、兵庫で、具体的な平和共同組織の立ち上げ集会が開催されますので、ご案内します。 皆さんも、集会その他、平和への結集に関する情報をブログに投稿してください。

7.22兵庫

 

いまこそ9条!平和へのウネリを
7.22「平和への共同・ひょうご」結成集会

とき 2006年7月22日(土)1時30分〜
ところ 兵庫県私学会館大ホール
    JR元町駅下車 東口を北へ5分
    TEL 078−331−6623

地図 http://www.hyogo-shigaku.or.jp/kaikan_map.html
参加費 1、000円

司会 小山乃里子さん(ラジオパーソナリティ)
呼びかけ人代表挨拶と紹介 在間秀和

1.土井たか子さんからのアピール
2.辻元清美衆院議員の国会報告
3.内田雅敏弁護士(東京)から全国的な平和共同の動きについて

4時閉会

「平和への共同・ひょうご」結成呼びかけ人代表

稲村和美(県会議員)
上田理(神戸留学生友の会理事長)
小西純一郎(ひょうごユニオン・尼崎地区労)
在間秀和(大阪労働者弁護団代表幹事・兵庫県在住)
土井たか子(元衆議院議長)
原和美(元神戸市議)

連絡先:尼崎地区労〒660-0892 兵庫県尼崎市東難波町4-18-23
電話06−6481−2341 FAX06−6481−4727

8.12シンポジウム「平和憲法をどう守り活かすか」

7月 16th, 2006 Posted by MITSU_OHTA @ 22:00:14
under 一般 [3] Comments 

また8月の記念日が、今年も近づいてきました。来年は、どのような結果になろうとも、平和運動の画期点になるように思います。いずれにしろ、太平洋戦争、第二次大戦犠牲者の目の黒い内に、平和への展望を確かなものにしたいものだと、個人的には思っています。 

憲法を守ろうとする運動は、確かに量的には広がりを見せていますが、それを本当に「どう守り活かすのか」――その運動論をあらゆる角度から、あらゆる可能性を視野に入れながら、徹底的に考え、そして実践に移していく場として、8.12シンポジウムは企画されました。

暑い中にはなると思いますが、8.12シンポジウムへどうぞご参集を!

 千葉8.12表

812千葉裏

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
8.12シンポジウム「平和憲法をどう守り活かすか」
パネルディスカッション&サプライズ 
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

パネリスト:渥美雅子、加藤登紀子、きくちゆみ、小林正弥、高橋晴雄(末尾にプロフィールの紹介)

日時:8月12日(土) 13:00 開場
              13:30 開会
              16:30 閉会 

場所:千葉市文化センター(3Fホール・定員500名)
    千葉市中央区中央2−5−1 tel: 043-224-8211  
アクセス:JR千葉駅から徒歩10分(地図はこちら↓)
http://www.city.ichikawa.chiba.jp/fire/kousyu/chizu2.htm

参加費:500円

主催:8.12平和シンポジウム実行委員会
連絡先:渚法律事務所
     〒260−0013 千葉市中央区中央3−15−6やまちょうビル6F
     tel:043−202−8280 fax:043−202−8277
     メール:kiu_iu@hotmail.com

申し込み: チケットの予約は上記連絡先にハガキまたはFAX、メールにてお願いします。住所・氏名・電話番号・枚数を明記の上、お申し込みください。チケットは郵送しませんので、会場受付にて代金引換でお渡しします。 会場定員は500名です。当日券も販売しますが、なくなり次第締め切らせていただきますので、前売り予約をお勧めします。 

〜呼びかけ〜

 昨年9月の総選挙で自民党が圧勝し、その勢いで、11 月の結党50周年記念大会では、新憲法草案を発表しました。それは、9条2項の削除はもとより、基本的人権の制限など憲法原理を根本から覆すものです。

 一方、憲法違反のイラク派兵の継続、ビラ配布で逮捕・有罪判決が出されるなど、実質的改憲は既成事実として積み重ねられつつあります。

 このような事態を憂慮する市民のイラク派兵・戦争反対、改憲阻止の運動も広がりと高まりを見せてきました。しかし、6月に終わった国会に提出され継続審議となった教育基本法・国民投票法・共謀罪の新設などの審議状況と反対運動をみると、秋の臨時国会で成立してしまう危険性があります。

 私たち市民の運動で、この改憲・戦争国家体制作りをとめるにはどうしたらよいのでしょうか。今こそ、みんなで集い・考え・話合い・行動にしていきましょう。知恵と力を集めましょう。

【代表呼びかけ人】

井村弘子(習志野市)、きくちゆみ(鴨川市)、小林正弥(千葉大学)、廣瀬理夫(弁護士)

【呼びかけ人】

秋元寿子(憲法を活かす会)、秋元理匡(弁護士)、浅野禎信(東京ピースフィルム倶楽部事務局)、渥美雅子(千葉県弁護士 9 条の会共同代表)、石田靖夫(千葉大学) 、色川 清(弁護士)、岩佐悦治(憲法を活かす会)、上村雄彦(千葉大学)、及川智志(弁護士)、太田光征(松戸市) 、小川 寛(弁護士)、小野光寛(弁護士) 、加藤登紀子(歌手) 、河本和子(弁護士) 、工藤 東(憲法を活かす会)、黒須俊隆(大網白里町議)、小関傳六(弁護士) 、佐久間美弥子(高教組)、佐藤鋼造(弁護士)、菅谷 貢(高教組)、瑞慶山 茂(弁護士)、田口房雄(柏市)、竹内悦子(千葉市)、立松 彰(弁護士)、津久井清(鎌ヶ谷市議、九条の会千葉地方議員ネット)、仲佐秀雄(花見川区)、中村美彦(市原地区労)、新納泰一(酒々井町)、錦織 明(弁護士)、二瓶朝夫(高教組)、林 廣治(「ひろば」発行者)、半沢勝男(憲法を活かす会)、藤井未佳(地球平和公共ネットワーク)、藤崎良次(佐倉市議)、藤原寿和(市川市)、松下曜子(山武市)、三宅芳夫(千葉大学)、宮田敬子(花見川区)、吉川ひろし(県議会議員、九条の会千葉地方議員ネット)、吉村りよみ(船橋市)、若松繁男(千葉市)、綿引孝夫(憲法を活かす会) (7月10日現在 48 名 )

〜パネリストの紹介〜

渥美雅子 多彩な弁護士活動の中でも家族、相続、D.V.(ドメスティック・バイオレンス)等の問題を得意とし、人生相談の回答者として柔軟な考え方と歯切れの良い回答で人気を博している。

高橋春雄 多年、協同組合運動に尽力。現在、県内の大学で非営利組織論の講師。昨年から世話人として「四街道9条の会」を立ち上げ、9月に行われた「井上ひさしと平和のつどい」は近隣の会の協力を得て1200名の参加を実現した。

小林正弥 千葉大学教授として平和哲学、公共哲学、比較政治を担当しながら、9.11の後で研究者と市民との連携による平和活動にも献身。地球平和公共ネットワーク代表。

きくちゆみ 9.11事件をきかっけに「グローバルピースキャンペーン」を立ち上げ、米国紙に平和の意見広告を出し、『戦争中毒』『デニス・クシニッチ』『バタフライ』『テロリストは誰?』『911 ボーイングを探せ』などを日本に紹介する。

加藤登紀子 千葉県鴨川市の農園「鴨川自然王国」を拠点に循環型社会の実現に向けて活動を続けている。近著『青い月のバラード』(小学館)、「絆」(藤原書店)。最近、アルバム「シャントゥーズ TOKIKO〜仏蘭西情歌〜」(ユニバーサル・ミュージック)を2006年5月に発売。

・・・以上♪

7.7シンポ大成功でした

7月 9th, 2006 Posted by take @ 15:21:21
under 一般 1 Comment 

皆さんこんにちは。事務局の竹村です。

07参議院選挙に平和共同候補を!7.7シンポは参加者950名と大盛況となり、成功裏に終わりました。

ここにご参加の皆さん、ご協力いただいた皆さん、また多大なカンパを寄せてくださった皆さんに改めて感謝の意を表明させていただきます。本当にありがとうございました。

私は当日、ステージの上で浴衣を着て司会をさせていただきました。あんなに大勢の人の前で浴衣を着たのは初めてですが、なかなか暑くもなく寒くもなく、日本の伝統衣装の良さを再認識しました。ただし足元の下駄がカランカランと音を立てるのには少々困り、急ぎの用事は下駄を持ってはだしで走り回っていました。

シンポジウムの模様や神田さんの公演の模様は市民の風ホームページにすでにアップされておりますのでご覧ください。現在は写真と簡単な説明だけですが、だんだんに発言の要約なども入っていく予定です。

参加者には年配者が多く、佐高信さんも川田悦子さんも、ここに来ていない人へのアプローチが大切と述べておられました。湯川礼子さんは、9条改憲を止めるには、さらに護憲ではない人へのアプローチも大切と話されました。公明党や創価学会の人、保守系の平和議員などなど・・。事実上の平和共同候補として、1人区「国立市長選」を勝ち抜いてこられた上原公子(ひろこ)市長の発言はどなたにも増して重みがありました。斉藤貴男さんの身近なところから淡々と、いまなすべきことへと迫る「人を惹きこんでいく」話しぶりも印象的でした。

準備ができれば、お話の音声もアップします。ご期待ください。神田香織さんの公演中の生の声も聞けますよ。

少し時間がかかりますが、7.7シンポの報告集も出そうということになりました。テープを起こし、実録でまとめて行きたいと考えています。

申し込み希望者はjoin@kaze.fmに申し込んでください。

お名前、住所、電話、メールアドレスを忘れずに。必要部数も書いていただけると助かります。

さあ、これから、市民の風もスタートから第2ステージに入ります。

呼びかけ人・賛同者を含め800人くらいにはなっていますが、まだ1000人を超えていません。

有料会員はまだ100人程度。

それぞれ二桁は伸ばさないといけません。賛同がまだの方は、ぜひ賛同を。会員になっていない方はぜひ有料会員に。年間3000円程度です。そしてすでに会員の方は、ぜひ新たな賛同者、新たな会員を見つけてください。

会員が二桁伸びて10000人になったとき、必ず世の中が変わりはじめますよ。

いよいよ本日、七夕シンポです。

7月 7th, 2006 Posted by take @ 6:50:26
under 一般 No Comments 

いよいよ7月7日になりました。

今日は七夕、午後6時半から日本教育会館にて「07参議院選挙に平和共同候補を!7.7シンポジウム」が開かれます。

会場には七夕飾り、お互いに候補者を立てては足を引っ張り合っている平和政党あるいは市民派議員などなどが、来年の参議院選挙には、手を取り合って参議院では憲法改正の発議をさせない3分の1の議席を確保しましょう・・という願いをこめたシンポジウムです。

七夕飾りには、全国各地からの参加者のメッセージがつるされます。

遠方で参加できない方も、ぜひメッセージをお寄せください。

とにかくも声を上げよう。

「平和」で立つのはひとりにしよう!選挙では「共同候補」が勝つコツです。