第23回参議院選挙無効請求訴訟の準備書面(2013年11月6日付)――戦後直後から最近までの国会審議を振り返る

第23回参議院選挙無効請求訴訟( http://kaze.fm/wordpress/?p=478 )で被告が答弁書を提出しました。それに対する反論の形で準備書面(45ページ)を作成し、東京高裁に11月6日付で提出しました。

準備書面PDF版
http://otasa.net/documents/brief_20131106.pdf

準備書面Word版
http://otasa.net/documents/brief_20131106.doc

【目次】

第1 本準備書面について … 3
第2 本件訴訟の適法性と原告適格性 … 3
 1 被告中央選挙管理会の答弁書5ページ以降の「第2 本案前の答弁の理由」について反論する … 3
 2 被告千葉県選挙管理委員会の答弁書6ページ以降の「第2 本案前の答弁の理由」について反論する … 3
第3 被告の答弁書「第3請求の原因に対する認否」について反論する … 3
 1 被告中央選挙管理会の答弁書7ページ以降の「第3請求の原因に対する認否」について反論する … 3
 2 被告千葉県選挙管理委員会の答弁書8ページ以降の「第3請求の原因に対する認否」について反論する … 5
第4 比例区の定数枠から無所属候補を締め出す現行選挙制度は制限選挙を禁止する憲法に違反 … 8
第5 選挙区によって異なる選挙制度を適用することは投票価値の格差をもたらす/千葉県選挙区の選挙の違憲性とその他の選挙区の選挙の違憲性 … 10
第6 公職選挙法の供託金・立候補者数規定は「正当な選挙」どころか「不当な選挙」を規定するもので、憲法第14条に違反する … 12
 1 比例区選挙の立候補要件 … 12
 2 供託金 … 16
 (1) 被告答弁書の理由不備 … 16
 (2) 平成8年(行コ)第35号供託金返還請求控訴事件(大阪高裁判決)と過去の国会審議 … 17
第7 野宿者の方などの選挙権が剥奪されている … 41

特に選挙供託金・立候補者数規定の争点については、戦後直後から最近までの国会審議を振り返り、被告の最大の理屈「国会の広い裁量」に合理性のないことを実証しています。

1925年(大正14年)に「男子普通選挙」と抱き合わせで高額の選挙供託金制度が導入され、普選の精神に反して選挙権と立候補権を制限する制限選挙の思想を今日まで受け継ぎ、一世紀近くにわたって日本の民主主義を停滞させてきました。選挙制度本体も選挙制度の体を成していない小選挙区制が主体。民主主義の真摯な希求という政治潮流が乏しい国です。

そのような真空状態に引き寄せられて起こったのが福島原発事故であり、今では特定秘密保護法案が引き寄せられています。

第2回口頭弁論が11月21日午後3時30分から東京高裁511号法廷(5階)であります。傍聴・取材をよろしくお願いします。

所在地(東京高等裁判所)
http://www.courts.go.jp/tokyo-h/about/syozai/tokyomain/

太田光征

WordPress database error: [Table './kaze_2/wp_comments' is marked as crashed and last (automatic?) repair failed]
SELECT * FROM wp_comments WHERE comment_post_ID = '512' AND comment_approved = '1' ORDER BY comment_date

Leave a Reply