二大政党制ではなく二大連合制を

有権者の多くはまだ二大政党制がいいと考えているのでしょうか。しかし、政権交代しやすく、という狙いで導入された小選挙区制の下でも、いまだに政権交代はできていません。

政権交代どころか、自公に“偽装勝利”を許すだけになっています。

2005election
(転載歓迎=後でアニメーションバナー化したいと思います)

2005年の衆院選小選挙区で、与党は、49%の得票で76%もの議席を獲得しました。与党の「大勝」はみせかけにすぎないのです。

民主党の小沢代表は、「小さい党が候補を立てあっても自民党を利する」(2007年1月31日付朝日新聞)として、選挙協力を重視しています。「小党」というより、「野党」に置き換えるべきでしょう。

現在の野党間で一致できる、また一致すべき政策は少なくありません。いま小沢民主党が掲げている格差是正の政策は、もともと、「小党」の十八番なのでは?

また民意を重視するなら、安倍内閣への対抗軸を明確にするためにも、憲法9条は変えない、という点でも野党は結束すべきです。

9poll
憲法9条 変える?変えない?全国意見投票

野党第一党にならえとばかりに、「二大政党制」に持ち込むのではなく、「小党」の政策を民主的に尊重して、自公連合に対抗するために、野党は「二大連合制」の一翼として合意すべきです。

そうすれば、平和共同は飛躍的に前進するでしょう。

太田光征

(4月10日改訂)

WordPress database error: [Table './kaze_2/wp_comments' is marked as crashed and last (automatic?) repair failed]
SELECT * FROM wp_comments WHERE comment_post_ID = '109' AND comment_approved = '1' ORDER BY comment_date

Leave a Reply