宮崎県知事選

宮崎県知事選でそのまんま東氏が大勝しました。自民候補の分裂に助けられたとはいえ、政党の枠を越えた支持を獲得したことも、重要な勝因でしょう。

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図1 (1月22日付朝日新聞朝刊に基づき作成)

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図2 (1月22日付毎日新聞朝刊に基づき作成)

まずは、朝日新聞が行った出口調査の結果(図1)を見てみます。東氏は、政党支持層からも最低で28%(公明支持層)もの票を獲得しました。共産党支持層からも39%の票を得ました。これは共産党支持層から共産党公認候補の津島忠勝氏に回った51%に迫る数です。ただし、この39%は、絶対数では約5,600票で、東氏の得票数266,807の2%に当たります。

今回の選挙は、官製談合事件を受けた前知事の辞職に伴う出直し選挙なので、談合解消などに有権者の関心が集中してよかったはずです。

ところが、毎日新聞の出口調査(図2)によると、投票で重視した点としては、「談合解消への姿勢」が12%しかなく、政策の15%と合わせても、27%。最も重視したのが、候補者の「人柄・資質」で、41%でした。「実績・経歴」は18%ですが、東氏に限ってみれば、彼の芸暦やマラソン暦などが「実績・経歴」の重要な部分と判断されたと考えられるので、「人柄・資質」とほぼ同じ部類に入るものと思います。

要するに、今回の選挙に限ってみれば、所属政党や政策より、人となりが重視されたといえ、選挙の難しさをよく示しています。正しいことを主張すればいいだけではないということ。

平和共同候補との関係で考えると、今回の結果は非常に深刻です。平和や憲法の問題、小選挙区制廃止などを争点にすることは、今回よりもっと難しいと予想されるからです。

ただ、候補者(の人柄)しだいで、政党の枠を超えた支持を得られる好例が、選挙の年、2007年の初めに実現したことは、平和共同候補の擁立にとっていい風向きといえる?

とにかく、「風」を吹かせましょう!

◇開票結果(確定得票)◇

そのまんま東氏(49、元タレント)=無所属=266,807

川村秀三郎氏(57、前林野庁長官)=自民党衆院宮崎1区支部から推薦、民主、社民、連合宮崎から支援=195,124

持永哲志氏(46、元経済産業省課長)=自民、公明、県内経済10団体から推薦=120,825

津島忠勝氏(61、共産党県委員長)=共産公認=14,358

武田信弘氏(52、元高校教諭)=無所属=3,574

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