松戸市長選――統一すれば勝っていた

松戸市長選、本当は、勝利報告するはずが・・・民主・共産・新社会推薦の共同候補・本郷谷健次氏の勝利はなりませんでした。今回の共同候補擁立運動の成果を、なんとしても今後につなげたい。

選対事務局長も開票結果を受けた挨拶で、同様のことを語っておられます。

 http://kaze.fm/documents/20060618_matsudomayor_kw.AVI

開票結果から、候補者をさらに統一すれば、共同候補の当選は十分に可能性があったはずです。 

松戸市長選開票結果

川井敏久       59,734
本郷谷健次   45,333
中田京          15,483
林千勝          7,612

「市民運動の限界」を感じるという方がいました。受け取りもしないビラ、受け取ってもほとんど読まれないビラを、酷い場合は無言で、無愛想に、あるいは単に「お願いします」とだけ語りながら配る――といういつもの光景が繰り返されていました。

限界といえば限界ですが、原理的に限界なのではなく、単純に一つ一つのアクションの効果をほとんど検討しない甘さが、決定的に問題なのです。ビラの内容をワンフレーズで、声を出して語りかけながら配るなどの工夫が、求められるでしょう。私はそうしましたが・・・。

ところで、現職市長・川井陣営の法定ビラは実に低劣でした。わざわざ「違法文書ではありません」と但し書きを加えていることが、この文書の性格を明瞭に示しています。

川井陣営ビラ

 

「民主と共産は水と油」。川井は「演説」で、民主・共産・市民が「野合」しているとも吐いていました。

今回、市民が“乳化剤”の役割を果たし、政策協定までコーディネートしたのです。共同候補の可能性を今回の市長選挙で実感した松戸市民も多いことでしょう。

しかし、当選させることができなかった。この悔しさを、来年の参院選で晴らそうではありませんか。「風」への賛同者の拡大や7.7シンポに向けた取り組みなど、皆さんのさらなる行動を呼びかけます。

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